メメントモリ2

2021年の年末に義祖母が亡くなった。ただ突然の出来事だったというわけではない。ずっと低空飛行であり「遂にその時が来た」という印象さえある。具体的には書かないが大往生といってよいと思う。
年末は自宅でじっとしているつもりだったが、予定を改め奥さんの地元へ戻り一通りの葬儀へ出席し、年を越す前に自宅へ戻ってきた。年末の数日を慌ただしく過ごしたためか、年越しの実感をまだ持てずにいる。
葬儀は文字通り親戚が一堂に会する場となった。義祖母にとっての"ひ孫"もたくさん集まり、娘も初対面の再従兄弟("はとこ"ってこう書くんですね)たちと人見知りしつつ交流していた。私も私で人見知りながら初対面の従兄弟や親戚とそれなりに上手くやったと思う。いや、むしろみな暖かく迎えてくださったと書くべきか。"義祖母がいて、義母がいて、奥さんがいて、娘がいる。" 当たり前ではあるが改めて命の尊さやありがたみを感じる機会となった。

なんだかドライな文面になってしまったが、心持ちはもっとウエットで、なんならかなり寂しい。ご冥福をお祈りします。

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行きの新幹線の車窓と娘。

zap-eel.hatenablog.com
これは少し前の似たような(?)話。私はアホなので事が起きるまで大切なことを忘れている。メメントモリ。"死を思う"。