2本目のフィルムが帰ってきた。

 


 

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先日も書いたのだけど、私はまだまだ経験が浅いのでたくさん工夫をしてみたい。積極的に変化をつけていろいろな写真を撮ってみたい。

 

zap-eel.hatenablog.com

 

そんな私が2本目のフィルムに選んだのはモノクロフィルム!ありきたりと言ってはいけません。

思えば私はモノクロの写真をいままで撮ったことがなかった。その気になれば、デジカメだろうがスマホだろうが、モノクロの写真を撮ることができたんだろうけど、せっかく色の情報が取得できるのに、わざわざソフトウェア側で情報を落とすなんてもったいないと思ってしまい、いまいち気が進まなかった*1

でも、写真の撮影に強い興味がわき始めてからは、色を落とすことが別の体験や表現に繋がるのかもしれないなんて思えるようになった。そして、なによりフィルムカメラの場合は、モノクロフィルムを入れたらモノクロ写真しか撮れない。当たり前のことなんだけど、よけいな退路が塞がれる感じが心地よかった。カラーの写真だったなら…なんて考えが浮かばずに楽しく撮影出来た。

 

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現像から上がってきた写真を眺めていて感じるのは、改めてモノクロなんだということ。ファインダーから覗く光景には確かに色があったのに手元に残っている写真は色が抜けている。明暗のみが残ってる。思ったほど喪失感はない。これはこれで好きな気がする。

写真から色が抜けてシンプルになる分、全体や局所的な明るさの配分や強弱に対して、より注意してあげないといけないのかも。

 

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まだまだ、露出が狂っていたりピンぼけであったり、フィルムカメラやマニュアルレンズを使いこなせているとは到底言えないけど、1本目のフィルムよりは打率?が上がっている気がする。シャッターを切る瞬間に思っていた光景に近い写真が増えてきた。嬉しいな。

写真を撮るの楽しいです。バシャバシャとっていきたい。

*1:私は結構「もったいない」と思うことが多い気がする。ケチなのかもしれない。