電気びりびり

写真の楽しさに気づいてしまった26歳。自分で撮った写真を載せています。

現像すること。プリントすること。

「初めてフィルムの現像をしました。あと、写真のプリントもしました。楽しかったです。」

ということを以下つらつらと書いていきます。


フィルム写真を始めてから1年ぐらいたった。フィルム写真に流れるゆっくりとした感じや、マニュアルのカメラの使い勝手にも慣れてきた今日この頃、「自家現像」という単語が頭の片隅をちらつき始めた。
ちらつき始めたはいいけど、どうやったらいいかよくわからない。調べてみると、世の中には親切な人がいるもので、How to的な記事がいくつか見つかった。通勤バス内で悶々と記事を熟読する日々が続いた。 そうした記事を読めば読むほど、現像とプリントが面白そうだと思えてきたが、ただやっぱり最初から「道具を一式そろえる」というのはどうにもハードルが高い。

そんな優柔不断な私に最終的な決断を下すきっかけをくれたのが、「レンタル暗室」という選択肢。

関東だと暗室をレンタルしてくれる場所は案外多いらしく、調べてみるといくつか見つけることができた。私が行ったところもそんな簡単に見つかった場所の一つだった。


当日、レンタル暗室には結局4時間ぐらい滞在した。 スタッフの方から最初に行程の説明を簡単に受け、じゃあ実際にやってみようという感じ。持ち込んだモノクロネガの現像と、RC紙を使ったコンタクトプリントと引き延ばしプリントを体験させてもらった。
詳細なレポートを書くつもりは毛頭無いのだけど、イメージが伝わると誰かの役に立つかもしれないので、当日の流れを以下に書いておく。
※「ス」がスタッフ、「私」が私の作業内容を表してます。
※ 今回は「レンタル暗室」の「初心者講習」だったので通常のレンタル以上にスタッフの方からフォローしていただきました。

ス)全体の説明
私)光の下でリールに巻く練習
私)暗室でネガをリールに巻く ← 楽しい
ス)リールを確認してくれる ← 安心
ス)薬品の準備をしてくれる ← 楽ちん
私)準備された薬品をもらって、マスコタンクで現像・停止・定着 ← 楽しい
ス)ネガの水洗と乾燥 ← 楽ちん
私)お昼ご飯と雑談 ← 楽しい
私)ネガを6コマごとに切断・ネガファイルへ収納
ス)引き延ばし機の説明
私)四つ切りRC紙にコンタクトプリント ← 楽しい
私)プリントするネガを選択 ← 楽しい
私)六つ切りRC紙に引き伸ばしてプリント ← 楽しい
ス)簡単なアドバイス(明/暗、硬/軟調、焼き込み・覆い焼きなど)← 嬉しい
私)気が済むまでプリント ← 楽しい

滞在中にスタッフの方以外にも、私同様に暗室をレンタルしに来た方が4~5人出入りしていた。 同年代の最近フィルムに凝っている人や、二回りぐらい年上で最近自作のピンホールカメラに凝っているという猛者、プロのプリンターの方など、年代やバックグランドの違う色んな人が出入りしていた。 プリントの出来栄えや使っている機材など共通の話題も多く、私のような新参者も居心地がよかった。


以下に結果を3つ示す。

  1. 引き延ばしプリント結果をスキャナでスキャン
  2. いつものカメラ屋さんで現像したネガのCD取り込みを依頼
  3. スマホの画面をライトボックスにして、一眼レフで撮影、グレースケール化、明暗反転
1. 引き延ばしプリントをスキャナでスキャン

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2. いつものカメラ屋さんでネガのCD取り込みを依頼

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3. スマホライトボックスにして、デジタル一眼レフで撮影、グレースケール化、明暗反転

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やっぱりプロがCD取り込みしたもの(2.)がゴミもなく一番きれいな気もするけど… 私のプリント結果(1.)は今見返すと縁がやたらと広いけど… 私のプリントも案外いい味を醸し出してるんじゃないですか? 古本の古ぼけた感が伝わらないですか?←自画自賛
デジ一眼で頑張る方法(3.)は一番安上がりなんだけど、改善の余地がある気もする。 CD取り込みだけをお店に依頼すると割高なので、フィルムスキャナの購入も視野に入れていきたい。


「フィルムで撮るならプリントしないと絶対損してる。」なんて意見をいままで何度か耳にしてきた。 趣味の話なので他人の価値観を押し付けられても煙たいだけだ。 実際、プリントする前は、その時はその時でフィルムカメラライフを十分満喫していた気もする。 プリントした後、確かに楽しみは増えたと思うが、興味のない人に強要することはしないと思う。 多分趣味ってそういうものなんだろう。
けど、もし少しでも興味があって、敷居の高さで足踏みしている人がいるようなら、是非勇気を出してやってみたらいいんじゃないかとは思う。 レンタル暗室はいい選択肢な気がします。


私のお邪魔したレンタル暗室では、RC紙だけではなく、バライタ紙でもプリントできるそうだ。 世間的(?)にはバライタ紙の前にRC紙でプリントの腕前を上げるべきらしい[要出典]けど、いつまでフィルムカメラで遊べるかわからないので善は急げ式でも問題ないんじゃないかな。 ということで、次回以降にタイミングを見てバライタ紙のプリントも試してみたい。

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